免疫細胞BAK療法について

がん治療 免疫細胞BAK療法

BRM Activated Killer(生物製剤活性化キラー)療法の頭文字を取ったものです。

がん治療「免疫細胞BAK療法」は、国への届出、受理されたリンパ球を用いたがん免疫細胞療法です。使用する免疫細胞は自然免疫細胞のγδT細胞NK細胞を主に使用して治療します。がん治療の有効率76%を有しています。免疫細胞BAK療法は、多数の医療機関に認めて頂き、「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」を遵守した全国110ヶ所を超える医療機関と連携して”お住まいの近くでのがん治療“をご提供しています。

本療法は、自然免疫細胞のNK細胞とγδT細胞を使用するために、がん細胞を特定することなく非自己細胞としてがん細胞を攻撃できます。γδT細胞は、免疫細胞BAK療法の開発者である、海老名博士が世界で初めてがんを攻撃する事を発見しました。γδT細胞は、平成24年7月3日の日経新聞によれば、東大病院で採用された細胞です。

免疫細胞BAK療法の特色

  1. がん細胞は増殖するにつれて、免疫細胞の攻撃を逃れる為に、がん細胞の目印の1つである「白血球抗原(HLA-Ⅰ)」を70%位を隠していきます。獲得免疫細胞である「キラーT細胞(CTL)」は、「がん抗原」と「白血球抗原(HLA-Ⅰ)」を同時に認識してがん細胞を攻撃します。そのために70%位のがん細胞を認識できなくなりがんを攻撃ができなくなります。免疫細胞BAK療法は、自然免役細胞を使用するために正常細胞を認識して、それ以外の細胞(がん細胞)を攻撃する療法で、主にγδT細胞NK細胞を増殖(100億~200億個)、活性化した療法であり、治療効果は76%の有効率となっています。
  2. 初期のがんの大きさは10mm位とされています。約10億個のがん細胞の集まりです。攻撃する免疫細胞数が問題ですが、通常の培養技術が10億個~20億個の細胞数であるのに比べて免疫細胞BAK療法の培養技術では、100億個~200億個と圧倒的な細胞数で「がん」を攻撃します。。
  3. 増殖した免疫細胞は、活性化(覚醒)と呼ばれる状態でなければ「がん」を攻撃できません。免疫細胞BAK療法は、特許による免疫細胞を活性化させてから体内に点滴します。即ち、がん細胞を強力に攻撃する強兵となっています。
  4. 免疫細胞BAK療法が使用する免疫細胞は、脳内麻薬であるβ-エンドルフィンと同様のものを出すと言われています。患者さんの多くは、末期がんに特有の痛みをあまり感じません。殆どの患者さんは通常の日常の生活を続けることが出来ています。
  5. 免疫細胞BAK療法は、自己の免疫細胞を使用しているために殆ど副作用がありません。治療に要する時間は外来の点滴で1時間位で入院の必要はありません。
  6. 多種多様な血液検査を実施して、データを時系列に管理し、データベースして常に患者さんの健康管理をします。
  7. 免疫細胞BAK療法は、多数の医療機関に認めて頂き、「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」を遵守した全国110ヶ所を超える医療機関と連携して”お住まいの近くでのがん治療“をご提供しています。

具体的な治療は、

  1. 患者さんから20mlの血液を採取します。(約10分)
  2. 自己の免疫細胞を約100億個~200億個まで増殖します。(培養期間は約2週間)
  3. 治療は外来で免疫細胞の点滴液により体内に戻します。(約1時間)

簡単なステップを1ヶ月に2~4回(医師と相談の上決定)、12回継続を1クールとする治療法です。

免疫細胞BAK療法の技術

免疫細胞BAK療法には、大きく3つの技術特徴があります。

がん細胞の認識方法

がん細胞は、免疫細胞の攻撃を免れる為に70%位のがん認識情報を隠します。しかし、正常細胞を認識してがん細胞を攻撃するNK細胞やγδT細胞などのCD56陽性細胞を主に培養・増殖させるため高い効果が期待されます。

免疫細胞を約100億個~200億個まで増殖させる培養技術

免疫細胞を培養する為には、培地と言われる栄養源を使います。免疫細胞BAK療法で使用する無血清の「SALY培地」は、免疫細胞BAK療法が独占的に使用しています。他の培地に比べ、免疫細胞増殖能力が極めて優れており、約100億個~200億個に免疫細胞を増殖する事が可能です。また、無血清「SALY培地」は、人や他の動物種の血清を使用していないため、未知の病原ウイルスやマイコプラズマ、細菌等の混入の恐れがなく、極めて安全な培地です。

 

強力活性化技術の特許取得

免疫細胞BAK療法は、がん細胞を攻撃するキラー活性を増強したリンパ球として特許を取得しています。免疫細胞を増強・活性化させる物質であるインターフェロンα、インターロイキン2の処理により細胞を攻撃する力であるキラー活性を増強します。

 

治療を受けるにあたってご注意頂きたいこと

治療の対象となる方

免疫細胞BAK療法では、血液中の免疫細胞を培養するため、白血病や悪性リンパ腫など血液のがんを除いた全固形がんの治療を行っております。また、HIV・HTLVウイルス陽性の方については、お断りさせて頂いております。B型・C型肝炎ウイルス陽性の方は治療が可能です。

 副作用が少ない治療法です。

免疫細胞BAK療法は、培養の最終段階で活性化処理に使用する薬剤を取り除き、患者さん自身の免疫細胞だけを戻すので、副作用が殆どない治療法です。一過性のものとして、投与した当日、まれに38度台まで発熱する場合がありますが、数時間後には平熱に戻ります。(NK細胞も含めたCD56陽性細胞が免疫を刺激するサイトカインを大量に放出することにより起こる現象です。)

免疫細胞BAK療法は自由診療です。

免疫細胞BAK療法は自由診療となるため、治療費は全額自己負担となります。
(医療費控除は適用となる場合がございます。)

治療データを公開しています

他の免疫細胞療法に比べ、治療効果は76%の有効率で圧倒的に高いのが特徴です。

学術論文誌に掲載された免疫細胞BAK療法の効果を示す研究結果(有効率76%)

※IAP(免疫抑制酸性蛋白)とは、正常血清成分である酸性糖蛋白の糖鎖構造を異にする亜成分で疾患時に著しく変動する異常蛋白です。IAPが高くなると、免疫の状態は悪くなります。患者さんの病勢診断、術後の経過、再発、予後の判定に有力な情報を与え、腫瘍マーカーとしても使用されています。
現在は、検査技術の向上により、平成19年4月からα1-AG(α1-酸性糖蛋白)による検査に変更となりました。

参考文献
  • Ebina T, Ogama N, Shimanuki H, Kubota T, Isono N., Life-prolonging effect of immunocell BAK (BRM-activated killer) therapy for advanced solid cancer patients: prognostic significance of serum immunosuppressive acidic protein levels. Cancer Immunol Immunother. 2003 Sep;52(9):555-60.

がん治療 免疫細胞BAK療法の末期がんや進行がんへの効果(生存率の差異)

患者さんは、副作用もなく、通常の生活を楽しみながら、日常生活を送れます。たとえ患者さんが末期がんや進行がんでも、自己免疫能力が保たれているうちに受診することで、がん治療 免疫細胞BAK療法により、高い延命効果が期待できます。

※α1-AG(α1-酸性糖蛋白)とは主に肝臓で産生され,組織の損傷や感染、炎症により誘起され、免疫機能の低下、栄養状態の悪化により増加する。肺がん、肝細胞がんなど細胞増殖を伴う病態で増加が著しい。 患者さんの一般状態を知る示標として最も優れている。基準値を96mg/dl(IAP検査時の基準値は580μg/ml)に設定し、96mg/dl以上の免疫抑制患者と96mg/dl未満の免疫反応性患者に分け、数値を確認しながら治療を実施しています。

参考文献
  • Ebina T., Interventional study of immune cell BAK(BRM-activated killer) therapy based on serum α1 acid glycoprotein (α1AG) levels in patients with highly advanced cancer. PROGRESS IN MEDICINE 基礎・治療 Vol.31 No.8(2011-8)

治療データ

がん治療 免疫細胞BAK療法は治療データ(2015年1月1日現在)を公開しています。

がん治療 免疫細胞BAK療法を実施した延命月の比較(仙台微生物研究所データより掲載)

効果が認められたケース

高度進行がん ステージⅣ 並びに手術不能 ステージⅢ の患者さん α1-AG96mg/dl未満

がんの種類 患者数 平均延命月
肺がん 68 49.6
大腸・直腸がん 51 45.4
乳がん 46 74.2
胃がん 30 36.8
頭頸部がん 23 54.9
前立腺がん 17 68.7
卵巣がん 15 51.2
子宮がん 15 77.8
膵がん 12 19.2
食道がん 10 77.0
腎細胞がん 9 80.0
膀胱がん 8 54.6
悪性黒色腫 4 55.5
胆管がん 3 47.0
その他 22
全固形がん 323 55.2

効果があまり認められなかったケース

化学療法などにより、免疫力が極端に落ちた免疫抑制末期がん患者さん α1-AG96mg/dl以上

がんの種類 患者数 平均延命月
肺がん 39 7.1
その他 102
全固形がん 141 9.5

α1-AG値を96 mg/dl未満・以上に分けると上図のように、同じ高度進行がん(ステージⅣ並びにⅢ)でも免疫能力が残っている人では、がん治療 免疫細胞BAK療法に反応し非常に優れた延命効果が得られます。

手術後の再発予防効果

手術後転移無し進行がん ステージⅡ 患者さん

がんの種類 患者数  
子宮がん 9
胃がん 4
大腸がん 4
卵巣がん 3
肺がん 2
乳がん 2
舌がん 2
膵がん 1
咽頭がん 1
直腸がん 1
食道がん 1
膀胱がん 1
全固形がん 31

手術により、がんをすべて切除できたとしても、目には見えない微小ながんが残存・存在したり、抗がん剤では根治できない「がん幹細胞」が生き残って再発・転移する事がかなりの確率でおきています。がん治療 免疫細胞BAK療法は、これらのがん再発・転移の原因となる、目には見えない微小ながん細胞を叩く事が可能です。1cm未満のがんであれば消滅できるとされています。
近年、世界中で発表されたがんの再発・転移の元凶は、抗がん剤が全く効果がない「がん幹細胞」であるとされた文献が出ています。また、再発・転移の原因である「がん幹細胞」検査にCTC検査が開発されて、再発・転移の1年~4年前に予見できると論文に発表されました。

参考文献
  • Marius Ilie他:PLOS ONE, October 2014,Volume 9,Issue 10,e111597

免疫細胞BAK療法のがん予防効果について(海老名 卓三郎 博士)

がん細胞は体の中で毎日3,000個のレベルで発生していると言われていますが、体内のγδT細胞やNK細胞のリンパ球がそれを認識して駆除していると考えられます。免疫力の低下で、画像で見える1cm位のがん組織になるには10年程の年月が必要です。1cmのがん組織は10億個(109)ですが、自己の免疫細胞を培養・増殖して、点滴によって体内に戻すと10mm未満のがん組織は消失させることが出来ると考えられています。術後の進行がん患者に、再発転移の予防のため免疫細胞「BAK療法」を行ったところ23人全員の患者で再発が見られず、現在、平均73ヶ月の延命していることは完治と判断されました。再発が高確率で起きているがん患者さんに於いて、1人も再発がなかった事は極めて異例の事です。健常者が3人に1人の割合でがんを発症しています。
CTC検査で陽性になる人は、将来、かなりの確立でがんを発症すると言われています。米国ではがんの診断として、血液による唯一認められている検査法です。